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PCM工法

既設コンクリート構造物の力学的性能や耐久性を向上させるために、「多機能特殊ポリマーセメントモルタル・マグネライン」(PCM)を用いて、増厚もしくは巻き立て工法によって補修・補強する技術

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マグネラインは、「白色セメントと珪砂を配合したコンパウンド(マグネコンパウンド)」と 「ポリアクリル酸エステル(PAE)系複合高分子ポリマー(マグネエマルジョン)」を配合して使用する「多機能特殊(以下:PAE系)ポリマーセメントモルタル」です。

PCM工法は、施工条件や環境条件にあわせた施工方法が選択可能で、吹付け工法や左官工法などの選択肢があります。補強部の部材厚を薄くできるため、建築限界や河積阻害など施工が制約される場所で真価を発揮する増厚工法です。

特徴

  • PAE系の樹脂は、①初期付着力の発現性が良い、②柔軟性・伸縮性に富む、③紫外線に強い(耐久性・耐候性がある)といった特性があります。
  • 死荷重が小さく、基礎への影響が少なくて済みます。
  • 型枠が不要です。形状寸法の影響を受けません。
  • 補強と同時に耐久性も確保されます。
  • 厳しい塩害環境下においても、表面保護工を併用する事で対応可能です。

概要

「多機能特殊(以下:PAE系)ポリマーセメントモルタル」は、「白色セメントと珪砂を配合したコンパウンド(マグネコンパウンド)」と「ポリアクリル酸エステル(PAE)系複合高分子ポリマー(マグネエマルジョン)」を調合したものであります。

PAE系の樹脂は、①初期付着力の発現性が良い、②柔軟性・伸縮性に富む、③紫外線に強い(耐久性・耐候性がある)といった特性を有しております。


マグネラインは、財団法人 日本建築防災協会など多数の性能評価試験実施機関より構造物への補強適用結果で評価をいただき、橋脚補強や床板下面補強、トンネル内面補強やコンクリートの剥落対策、そして断面修復工など構造物の部分的な補修から、全体にわたる補修・補強まで幅広い施工事例を有しております。

さらに施工条件や環境条件にあわせた施工方法が選択可能で、吹付け工法や左官工法などの選択肢があり、補強部の部材厚が薄くできるため、建築限界や河積阻害など施工が制約される場所で真価を発揮する増厚工法です。


これから数年以内に既存構造物が続々と通念である設計寿命50年を迎えますが、現在の我国の社会的・経済的状況では、これらを更新することは不可能であり、損傷部分を維持管理しながら延命化を計り、長寿命化する必要性が叫ばれております。

その半数以上がコンクリートに関するものであり、コンクリート構造物や構造要素の補修・補強にポリマーセメントモルタルが必要不可欠なものとなっております。


弊社では、PAE系ポリマーセメントモルタル・マグネラインの補強工法(PCM工法)の普及や発展、そして知識と技術の向上を図り、マグネラインを使用したコンクリート構造物の補修補強技術を取得し、地域社会の発展に寄与してまいります。


ここに、PAE系ポリマーセメントモルタル・マグネラインの特徴や工法の概要などご紹介させて頂きます。

ご高覧くださると共に、是非ご用命賜りますようお願い申し上げます。

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