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SRF工法

コンクリートをしなやかで切れない材料で被覆することを耐震被覆

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SRF工法は、しなやかで強靭なポリエステル繊維のベルトやシートを、ウレタン系一液性無溶剤接着剤で鉄筋コンクリート(RC)の柱、壁等に貼り付け、または巻き付ける工法です。耐震被覆または、包帯補強とも呼ばれています。

鉄筋コンクリートの損傷と破壊を直接防止し、新材料(Recovered Reinforced Concrete:R2C)と呼べる程の強靭性を付与することができます。

SRF工法で補強した多くの建物は、3.11東日本大震災の大地震にも耐え、最小被害で、使用継続していることも知られています。

概要

SRF工法は、既存コンクリート構造物のせん断補強、靭性補強および段落し部の耐力の向上を目的として開発された補強方法で、ポリエチレンテレフタレート(以下、ポリエステルという)製のベルト状補強材をポリウレタン製の接着剤で部材表面に手作業で貼り付ける工法です。


補強材は軽量で、人力で取り付けるため機械や設備は不要です。接着剤は一液性湿気硬化型で、硬化不良がほとんど発生しません。作業においては、臭気、粉塵がほとんど発生せず、強制換気をする必要はありません。また、溶接、樹脂含浸等の特殊技術を必要とせず、短時間で終了しますので、狭隘、作業時間が限られている、屋内などで、従来工法では施工が困難であった箇所の施工に適します。SRF工法は、既に、東海道新幹線関連の土木構造物、建築物などで多数の施工実績があります。

包帯補強 (SRF工法)について

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